2024/06/05
活動報告
6月4日、第367回定例県議会が開会しました。「兵庫県病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」、「特定調停及び債権の放棄」、「公益社団法人ひょうご農林機構への貸付金の一部債権放棄」等など議案10件が上程されました。会期は6月13日までの10日間です。
諸般の報告、議案上程後、齋藤知事が登壇し、「今般の職員による文書作成にかかる事案について、県民の皆様にご心配をおかけしていることを、お詫び申し上げます。このような状況にいたったことを、県民、県議会、職員の皆様に対し大変申し訳なく思っています」と陳謝しました。その上で「県政をさらに前に進めていくには、県民の信頼を一層高めていくことが肝要です。また、県議会からは、独立性・中立性が担保された第三者機関の設置について要請をいただいたことも重く受け止めています。今後、第三者機関を設置し、それによる調査結果をお示しすることで、県民の皆様に対する説明責任を果たしてまいります。また、県議会、職員間のコミュニケーションをさらに密にして、風通しのよい職場づくりに一層努めることで、兵庫の未来を切り拓く県政を、職員をはじめ、皆さんとともにオール県庁で推進してまいります」と述べました。
次いで、若者・Z世代応援パッケージの取り組み、安全安心対策など主な施策の推進状況等について報告した後、提出議案について説明しました。
6月7日には代表質問、10日には一般質問が行われ、自民党議員団からは岡つよし政調副会長(代表)、大上和則議員、伊藤傑議員が登壇します。閉会日の13日には議案の表決、常任委員会委員の選任、議長選挙などが行われる予定です。
総務
地域
「地域の元気づくり」を推進することにより、県内への移住・定住・還流に取り組み、活力ある兵庫を目指すとともに、日本遺産をはじめ文化財などの保存・活用及び人々の交流を進めるなど、兵庫五国の多様性を活かした地域創生の実現に向け取り組むこと。
第⼆期兵庫県地域創⽣戦略(2020〜2024)及び後期2か年の重点取組に基づき戦略を推進。
【R4戦略指標の達成状況】
目標 | 実績(R4) |
---|---|
国を上回る一人当たり県内総生産(GDP)の伸びを維持 |
〔実質〕国105.1% <県110.3% 〔名目〕国111.8% >県110.4% |
住んでいる地域にこれからも住み続けたいと思う人の割合が前年度を上回る | R3 : 75.9% → 77.8% |
20歳代前半の日本人若者の県内定着率 | 目標92.6% → 91.4% |
2024年まで合計特殊出生率1.41を維持する | 目標1.41 → 1.31 |
今期戦略が令和6年度で終了することから、次期戦略を検討し、令和6年度中に議決、策定の予定。
総務
地域
「する・みる・ささえる」スポーツへの参画を通じて、躍動する兵庫の実現を目指し、子ども・ユーススポーツ、生涯スポーツ、競技スポーツを推進するとともに、スポーツの持つ多面的な価値を最大限活用し、地域活性化の推進を図ること。
● プロスポーツクラブとの連携により、地域活性化プロジェクトを展開。
● 子ども・ユーススポーツの環境整備を図る推進プロジェクトを展開。
● アーバンスポーツやeスポーツなど新しいスポーツを振興。
● 兵庫のスポーツ選手が全国や世界で活躍できるよう競技力の向上を推進。
総務
地域
若手従業員を対象とした奨学金返済支援制度の年齢要件の緩和など制度拡充することで、卒業後の県内での就職を今まで以上に加速させること。
兵庫型奨学金返済支援制度を拡充。奨学金の返済額を県が3分の2、企業が3分の1負担するもので補助期間内の本人負担は実質ゼロ。日本一といっても過言ではない内容。
● 対象年齢を30歳未満から40歳未満に緩和
● 補助期間を5年から最大17年に延長
補助期間 | 補助総額 | 対象企業 |
---|---|---|
5年 | 90万円 (うち県60万円) |
県内に本社がある中小企業 |
10年(新) | 180万円 (うち県120万円) |
① SDGs宣言企業 ② フレッシュミモザ企業 ③ ワーク・ライフ・バランス宣言企業 (いずれか2つが該当) |
17年(新) | 306万円 (うち県204万円) |
① SDGs認証企業 ② ミモザ企業 ③ ワーク・ライフ・バランス認定企業 ④ ワーク・ライフ・バランス表彰企業 (いずれか2つが該当) |
今期戦略が令和6年度で終了することから、次期戦略を検討し、令和6年度中に議決、策定の予定。