おしらせ / かつどうほうこく

お知らせ/活動報告

2024/06/05

活動報告

【2024年6月4日】特定外来生物ナガエツルノゲイトウの緊急駆除、徹底防除等で申し入れ

 

近年、本県で生息地域を拡大している、特定外来生物ナガエツルノゲイトウの生息が淡路、東播磨地域に続き、北播磨地域で確認されたことから、緊急駆除及び徹底防除等に向けた施策の実施・創設を県議会自由民主党議員団として県に申し入れました。ナガエツルノゲイトウは南アメリカ原産の植物で、再生力・繁殖力が強く、分布が拡大すると洪水の発生や農業被害、生態系の悪影響が懸念されます。昨年11月にも自民党議員団として申し入れ、補正予算が組まれ緊急対策が実施されていますが、拡大している状況を踏まえ、さらに強力な施策の実施を要請しました。

北野実幹事長、村岡真夕子政調会長が服部洋平副知事に申し入れ書を提出し、現状と必要不可欠な対策を説明、施策の実施・創設を求めました。

申し入れでは、ナガエツルノゲイトウの拡大は「地域農業と暮らしの場である農村に致命的な打撃を及ぼしかねない」として、次の通り対策を要望しました。

1 発生地域および発生地域周辺の緊急防除・駆除を完了させる

2 部局間の連携の他、県民局・市町・地域住民・各種団体・民間事業者との連携による防除・駆除ならびに分布拡大防止に向けたスキーム・行動計画と体制を早急に構築し、有効に機能させる

3 防除技術の確立・普及・研修の体制づくりを行い、継続的な防除・駆除と分布拡大の推進、その人材育成

4 徹底防除に取り組む活動組織等に対する公的助成制度の創設

5 徹底防除のため、やむを得ず営農活動を停止する農業者等に対する公的助成制度の創設

6 取り組みのための予算の早急かつ継続的な確保と機動的な措置を講じるとともに、国にも予算要望を行うこと